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ebi_k[1] 北海の旬の味覚 「北海シマエビ」漁始まる
透き通った緑かかった縞模様からシマエビと呼ばれる。サイズは10cm位。出会う機会は限られるが鮮度の良い「刺身」はコリコリとした歯ざわりでミソが美味しい。

加熱すると鮮やかな色に変わりプリプリとした歯ざわりでうま味が濃いからヒゲと尻尾の付いた「天ぷら」は真に海老の味がする。このヒゲ・尾付きのシマエビ「天丼」は格別。

そしてなんと言ってもこの時期に限られる「浜茹で」。茹でたての頭と殻を取り、脚を摘んでまず先端とミソを一口食べ、次に尻尾を摘んで軽く押し出すように身を口へ。一匹で二度美味しい。一度に食べると二倍美味しいから中サイズがお薦め。ビールと合う北海の旬の食べ物の一つ。

鮮度が命のシマエビは気温の低い早朝に漁がなされ各漁家ですぐに茹で上げられる。鮮度、餌抜き、塩加減や火力などそれぞれに工夫がされているのでそれぞれ産地や漁家の味がある。地元人は旬の「北海しまえび」を味会うのを楽しみにしている。

近年は技術の向上で冷凍もの、輸入物が年中店頭に並ぶようになったが漁期は6月、10月は尾岱沼、7月、8月サロマ湖、ノトロ湖、オホーツク海沿岸で期間限定。各漁協の購買や地域の店頭で販売される。

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