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2000年hokkai@seaworld.co.jp 鍋こわし:カジカ鍋

一面に張り詰めた氷の下は魚類の餌になるアイスアルジー(プランクトン)が豊富。厳寒のこの時期に穴を開けてとる「氷下魚漁」の魚は特に美味しい。中でも「カジカ」は見た目も良くなく、消費地の店頭で丸ごと見かけることは無いローカルな魚だが、浜では知る人だけが知る隠れた人気もの。

「雪道と鍋料理は後ほど良い」と言われる。深い雪を踏み開けて歩くのは水の中を歩くように大変だが、人が踏み固めた後を歩くのはは容易ということ。

新鮮なカジカは「身」だけでなく、「頭」、「胃」、「肝」などに野菜をたっぷり入れた味噌味の「カジカ鍋」は出しの良く出た後に成る程美味しい。

「カジカ」は別名「なべこわし」とも言われる。鍋の底を突つくようにして残さず食べるからだと言われている。

カジカの種類は多くギスカジカ、トゲカジカなど秋から春にかけて美味い。


 




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