ケガニ（毛ガニ）

オホーツクの魚貝類図鑑
カニ
ケガニ	ケガニ、花咲ガニ、タラバガニ、ズワイガニ、アブラガニ、コクリガニなど。

ケガニの漁業	ケガニの生態
■オホーツク沿岸地域の漁獲が多い。主にカニ籠を使った漁法。エサを入れたカゴを海底に沈めて、捕獲する。資源量は１９５５年をピークに減り続けている。	■ケガニは交尾から産卵まで約１年を要し、次の交尾まで３年もかかる。ケガニは脱皮することで成長する。オホーツクでは、３～４月が脱皮時期だが、雄は５歳までは毎年それ以降は２年以上、雌は交尾期と同じで３年毎であるといわれている。
ケガニの食べ方
■塩ゆでのケガニが一般的。甲羅揚げやカニメシ、鉄砲汁も美味。炭で焼くと水っぽくなくいっそう美味しい。カニの選び方は、甲羅が固く、重みのあるものがよい。脱皮直後のケガニは甲羅は柔らかく、大きさの割に身が少ない。
参考資料：「北のさかなたち」北日本海洋センター発行