漁船にのって・・・
ホタテ漁(1)・カヌーで取材を試みる

リポーター 7月下旬。能取湖のホタテ漁は最終日を迎えた。波の静かな能取湖の漁ならきっとカヌーでも大丈夫だろう。カヌーで接近すれば水中撮影もできるぞ。しかし・・・

 能取湖で新港と呼ばれる能取港へ向かう。天気は快晴、波も穏やか。双眼鏡でホタテ漁船を探し、沖合に5〜6隻のホタテ船団を発見。オープンデッキのカナディアンカヌーを下ろす。今日ならシーカヤックでなくても大丈夫だろう。ただ、念のためダブルパドルも積み込み、浮力袋をふくらませ、ライフジャケットをしっかり着ける。
カヌーでホタテ船団を追う
ホタテ漁船に接近
ホタテ漁船に接近する。視野が水面に近いカヌーから見るとホタテ漁船は巨大に見える。しかも、移動しながら操業しているので、そばによると大波がくる。 接近しすぎて漁のじゃまにならないように離れたところからズーミングするが、大揺れのカヌーではファインダーに船をとらえることも難しい。
カヌーから見る漁船は大きい

カヌーのデッキから身をのりだし水中撮影を試みるが、あやうく沈没するところだった。これは危ない。これはあきらめるしかないかとゆっくり港の方向にこぎ出したら、携帯電話が鳴った。「いま船に乗っけてやるから待ってろ!」漁師のInoさんだ!漁船の上から電話してくれたのだ。やがて、Inoさんが乗った漁船が近づいてきた。(つづく

ホタテ漁(1) ホタテ漁(2)
TOP新鮮浜情報漁船にのって魚貝類図鑑魚貝類の試食会魚貝類のお店漁港マップ