カキ |
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軟体動物門貝殻亜門斧足網翼形亜網貧歯目イタヤガキ科 食用となる種(日本ではマガキ)を指す場合が多い。「和」カキ<牡蠣> 「ラ」Ostrea属(イタボガキ)、Lopha属(トサカガキ) Crassostrea属(マガキ) 「英」oyster 「中」牡蠣、石花 |
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カキの漁業 |
カキの加工 |
サロマ湖では、ホタテガイの殻にカキの種苗がついたものを海中につるす垂下式養殖を行い、1年カキと2年カキを出荷している。種苗は宮城県産を使っていたが、地場産種苗による優良種の育成が始まっている。サロマ湖では冬期間も結氷した湖の氷を切り、漁獲、出荷する。 | サロマカキのむき身加工。固い殻を剥いていくのは非常に手間のかかる作業。 |
カキのことわざ |
1年カキ |
イギリスのケント地方産のカキは、非常に良質なことで知られるが、その殻は口がしっかりとしまっている。そこでここより、<まったく秘密を漏らさない、口がやたらとかたい>という意味で、“as close as a(Kentish) oyster”なる言葉がある。この他にも英語には<カキのように無口な as dumb as an oyster>という表現もある。つまりカキは寡黙のシンボルなのである。 | 成熟した2年カキの方が、姿形は良いが味わいは1年ガキが優るといわれている。 |
カキの食べ方 |
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酢の物やフライ、鍋物、雑炊などに使われることが多いが、殻付きのまま酒蒸しや炭火で焼いて食べるのも美味い。薫製加工も逸品。冬期のカキはグリコーゲンに富み、特に味が良い。海外では「r」のつく月はカキを食べてもよいとされている。(September
〜 April) サロマ牡蠣の復活をめざす・・レポート |
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参考資料:「北のさかなたち」北日本海洋センター発行 |
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