漁師の鮭トバ作り

漁師の鮭トバ作り 11月に入り鮭漁が終盤に入る頃の「ブナ鮭」は脂が抜けて乾燥用に向く。漁師の人たちが自家用の鮭を各自の漁船の上で内臓を出す作業が始まると「カモメ」の群れがよって来て平らげていく。ゴミを出さない見事に完璧な自然循環である。手際よく切れ目を入れて海水で洗い「尾」を上にして吊り下げると写真の様になり乾燥し易いのと、食べる時に取り易い。浜風で乾燥した「手作り鮭トバ」は自然と経験から生み出された添加物一切無しの保存食、浜の味である。

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