ジャガイモ(キタアカリ)

【産地】北海道小清水町

【野菜・産地・生産者のこと】

産直センター坂本さん

▼小清水産直センターさんでは、10年以上前から安全な野菜の生産と産直に取り組まれています。このキタアカリは小清水産直センターのメンバーである松井農場さんが栽培されたものです。▼左の写真は小清水産直センター事務局長の坂本さんで、生産者を回ったり、出荷をしたり、産直朝市の活動を手伝ってくれたりとなかなか自分の畑には手が回らない様子です。▼今回提供いただいた松井さんのキタアカリは、「やや小粒」とのことですが、一般家庭では手頃な大きさです。▼小清水産直センターさんでは、独自に生産履歴を公開、消費者との交流活動を行っています。とてもフレンドリーな坂本事務局長さんが交流窓口です。 info@vegeta.jp


【品種:ジャガイモ(キタアカリ)】

▼北海道オホーツクでは8月下旬から9月中旬にかけて収穫します。
ジャガイモは品種によって、粉質であったり粘質であったりしますから、料理によって使い分けるのが美味しく食べるコツです。キタアカリは粉質の品種ですので、煮物にするととけてしまいます。サラダやベークド、フライや粉ふきいもとして食べると美味しくたべられます。味わいは食べる時期によって変化します。収穫直後は粉質、時間とともに粘質かつ甘みが出てきます。

【おいしい食べ方】

●レシピ名: トッピングポテト

●材料:キタアカリ2〜3個 
トッピングの具(塩辛、いくら、うに、たらこ等)

●作り方:ジャガイモを二つに輪切りにして、レンジで加熱して(100g3分が目安)。好みで塩辛、いくら、うに、たらこ、お好みでをのせ、熱いうちにいただく。

 

品番
品名
生産者
産地
安心サポーターからの推薦理由
003

キタアカリ

小清水産直センター
近藤保光さん

出荷責任者
AAA産直朝市プロジェクト

北海道小清水町

・料理に使いやすいやや小粒。

・澱粉価は通常。

・農薬使用について慣行(21成分)に対し、化学合成農薬7成分の使用と農薬を減らしている。

・農薬使用基準が守られている。使用時期についても遵守されている。

・茎葉枯凋剤を使用せず機械処理している。

評価委員のコメント

(A委員の評価)

・ホクホクしていてとても美味しい。
・これも北海道の食べ方ですが、茹でて塩、マーガリンでそのまま食べる。また、ジャガイモ団子も本州の人にお勧め下さい。(塩味でマーガリンで焼く。または醤油で焼く)

(C委員の評価)

ジャガイモの食味は普通かなと思います。サイズは茹であがりが早いので、我々には重宝です。

(D委員の評価)

でんぷん価は比重1.08,1.09 (ボーメの比重計でチェック済み)の塩水で3群に分けましたら、14%以下が5,14〜16%が9,16%以上が1個でした。平均は15%弱です。これは今年の少雨、低温年では低すぎます。
そうか病病斑付きが4個、黒痣病菌核付きが11個、そうか病はこの程度ならかまいませんが、黒痣菌核はダメですね。皮付き料理ができません。この原因ははっきりしていて、明らかに収穫時期の遅れです。枯凋後1週間で収穫すれば菌核が着く事はありません。ただし株揃いが悪く、早く枯凋した株があると発生します。

(E委員の評価)

ジャガイモは、Dさんほどの「目」がないので、目立った病痕には気づきませ んでした。サイズは小ぶりですが、近くのAコープや生協などで売っているものにもこのくらいのサイズのものはあり、そう違和感を感じません。

 

生産履歴

日付
作業
詳細
希釈倍数
最終使用時期
農薬使用基準
2003/4/14 種子消毒 農薬(化学合成)2成分 基準値内
4/14
遵守
2003/5/12 植付 化成肥料およびぼかし肥料      
2003/7/4 -8/13 防除管理 化成農薬 7成分
農薬:農林水産省登録の殺菌剤および殺虫剤
最終防除:フロンサイド水和剤 2000倍(8/13)

基準値内

8/13
遵守
2003/9/3 茎葉処理 薬剤を使用せずチョッパーで刈払い      
2003/9/10 収穫

通常の収穫機使用

2004/2/18 出荷 小清水産直センター出荷場      
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