漁船にのって・・・
サロマ牡蠣の復活をめざす(2)
 サロマ湖の各漁協の漁師さんたちが、水産試験研究センターがある栄浦港に集まってきました。試験採苗の後育苗しているカキの稚貝を持ち帰り更に生育試験を各海区で続けるのです。



栄浦の港からリポーターも同乗し、港から数キロ離れた浅瀬にあるカキ場に向かいます。天気は上々、船の上は気持ちがいい。波がなくて船酔いの心配がないのがなによりです。
栄浦港
出航
サロマ湖・栄浦の港
出港

オレンジ色のウキ玉が並ぶ海面に到着。船上から水の中をのぞきこむと、水深3メートルくらいの海底まではっきりと見えます。きれいな水に小魚がたくさん泳いでいます。
カキの稚貝を採取

ホタテの殻につけた種苗を引き上げる。

拡大

ロープを引き上げるとホタテの貝殻にびっしりと黒い稚貝が付着してます。これは、水産試験研究センターで種を植え付け、沈めておいたものです。粒牡蛎の種苗の育成もしています。
栄浦の港に水揚げ
サロマ湖各地の漁協へ運搬


サロマ湖の各漁協が、水揚げされたサロマ湖で育った稚貝をそれぞれの漁場へ運び、育成試験を続けていきます。この事業が軌道に乗れば、サロマ湖で生まれ育ったカキが出荷されるようになるのです。 (おわり)

サロマカキ(1) サロマカキ(2) 種稚貝

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