漁船にのって・・・
能取湖のホタテ稚貝(2)
ちょうちんを引き揚げた漁船は浜へ向かった。出ていく船とすれ違う。このホタテ稚貝の採取と放流の仕事は、能取湖の漁師さん全員による共同作業である。とれた稚貝はすべて共同の選別施設の持ち込まれる。
港に面した選別施設
ちょうちんは重い

「ちょうちん」と呼ばれる網の袋をにに写真のとおり、小指の爪のくらいの大きさのホタテの稚貝が付着していた。

 ホタテの卵は自然状態だと産卵後浮遊し、海草などに付着して育つ。大きくなれば海底に落ちてさらに大きく育つ。「ちょうちん」を沈めておくことで、ホタテがくっついてくれるので、効率的な稚貝採取ができる。この「ちょうちん」方式はホタテの生態を知り尽くした漁師の知恵から生まれた。

ちょうちんに付着した稚貝

ホタテ稚貝(1) ホタテ稚貝(2) ホタテ稚貝(3) ホタテ稚貝(4)

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