「ちょうちん」と呼ばれる網の袋をにに写真のとおり、小指の爪のくらいの大きさのホタテの稚貝が付着していた。
ホタテの卵は自然状態だと産卵後浮遊し、海草などに付着して育つ。大きくなれば海底に落ちてさらに大きく育つ。「ちょうちん」を沈めておくことで、ホタテがくっついてくれるので、効率的な稚貝採取ができる。この「ちょうちん」方式はホタテの生態を知り尽くした漁師の知恵から生まれた。
ホタテ稚貝(1) ホタテ稚貝(2) ホタテ稚貝(3) ホタテ稚貝(4)